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導入事例

地下水を利用したランニングコストのかからない環境づくりを実現。

キンキダンボール株式会社

滋賀県

パルプ・紙・印刷関連

  • GEO-AQUA(外気導入タイプ)
  • COOLEX
弊社は、加工食品・飲料業界向けを主力とした段ボール製造をしています。段ボール工場は、コルゲータをはじめとする生産設備からの熱源が大きいため、業界として熱中症対策に力を入れています。弊社も2020年から5年間で、大規模な熱中症対策を計画しました。カマクラさんとは、計画を始める前、2017年のルーフファンを設置した時からのお付き合いで、暑さ対策について色々と相談に乗っていただき、今回対策をした仕上げエリアでは、地下水を利用した空調システムを発売当初にご紹介をいただきました。地下水を元々利用している弊社には適した製品だと思い、すぐに会社に提案を行いました。
仕上げエリアは、2階が事務所になっている建物の1階部分のため、直射日光による影響は少ないですが、その代わり風通しが悪く、作業者の動きも多いため、夏場は暑く、改善要望が上がっていました。導入後の作業エリアは外気温度よりも3~4℃低く、エアコンの風と違って冷えすぎていない自然の風なので、ずっと冷風に当たっていても辛くありません。ランニングコストがほとんどかからないのも良いところです。
また、フォークリフト作業者に向けて、フォークリフト用クーラーも導入しました。これまでフォークリフトにファンを付けたり、色々試してみましたが、初めて作業者が喜んでくれたのがこの製品でした。プロパンガスが座席の後ろについているので、チラー(防水対応)自体は運転席の上に置き、電源は車両から直接繋いでいます。
今挙げた製品以外にも、熱中症対策に力をいれたおかげで、作業者のエンゲージメントも上がり生産能力も上がりました。工場見学にいらしたお客様からは、生産工程の環境が良いということで、必ずご注文をいただけいて一石二鳥の効果を実感しています。今後も更なる対策を続けていき、良い工場作りを実現していきたいです。

DATA

業種 パルプ・紙・印刷関連
事業内容 各種段ボールケース及び段ボールシート製造並びに販売
設置機種 ジオ・アクア 外気導入タイプ 省水量形(GAO-7137UHR-E3)
フォークリフト用クーラー(COOLEX-V151BR、V152R)
お話をお聞きした人 常務取締役 生産部長  村上 様
インタビュー実施日 2025年10月3日

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